黒漆地。蓋上に唐人図、側面に菊・松に鶴・梅に鶯・芦雁・鷺・兎・山羊・鹿・麒麟などを螺鈿で表しています。螺鈿とは、アワビ貝などの光沢のある部分を薄く剥いで、文様の形に切りとってはめ込む技法で、虹色の輝きが魅力です。青貝細工ともいいます。写真は側面部拡大図。

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