・・・・・この計画では、視覚的な高さが抑えられたヒューマンな環境を考慮し、建物の威圧感を軽減することに大きな注意がはらわれた。1階部分には閉鎖性が高くボリュームの大きな2つの展示室が配され、あたかも地下であるかのように盛土によって埋められている。平坦な敷地に芝生で覆われた小高い丘が隆起したかのようでもある。丘の上にはエントランスホールやカフェなどのオープンなスペースが軽やかに浮ぶ屋根の下に広がっている。メタリックな被覆に包まれた収蔵庫は屋根の上に浮かべられ、未来の正倉院として、博物館のシンボル的役割を担っている。・・・・・(くまもとアートポリス資料より抜粋)
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