番号 |
43 |
作者名 |
馮畊雨 |
作者名フリガナ |
ヒョウコウウ |
生没年 |
1837〜1917 |
作品名 |
高士聴松図 |
作品名フリガナ |
コウシチョウショウズ |
制作年 |
明治41年(1908) |
品質・技法・形状 |
紙本墨画・掛幅装 |
法量 |
136.6×56.1 |
作家・作品解説 |
幽玄な山中、高士(こうし・志の高い人)が松の木のたもとで葉音を聞くという詩的な場面が描かれています。この絵は、「南画」の技法で描かれています。 南画とは、中国の南宗画(なんしゅうが)の影響を受け、漢詩文の教養がある人々に支持された画派です。柔らかな筆法と豊かな詩情によって、日本の風土に根ざした独自の様式へと変容、池大雅(いけのたいが)や与謝蕪村(よさのぶそん)によって大成されました。 筆者の馮畊雨は、熊本市生まれの日本画家。熊本の南画家の第一人者である梶山九江に入門、「雲煙社(うんえんしゃ)」という文墨の会で九江とともに活躍しました。大正6年(1917)没。享年81歳。 |
数量 |
1幅 |
出品・受賞暦 |
2023年2月「知られざる肥後の絵師2023」展出品15 |
備考 |
館蔵品目録(一)P14−32 落款「維時明治四十有一年歳舎戊申春三月中浣寫/南山子仙畊雨」 白文方印「馮氏私章」(1.4×1.5p)朱文方印「□□之印」(1.5×1.5p)朱文長方印(3.9×2.8p) 外題(朱書)「山間ノ畫(三月)」 ボールペン「15 肥後畊雨山水」 |
分類名 |
美術:近代以前:絵画 |