| 番号 |
3408 |
| 刊行物番号 |
八代の歴史と文化18『火の君、海を征く!〜古墳からみたヤマトと八代〜』(平成20年) |
| 作品名 |
甕(高島古墳出土) |
| 作品名フリガナ |
カメ |
| 制作年 |
古墳時代(4世紀) |
| 法量 |
高さ 28.5p |
| 作家・作品解説 |
高島古墳群出土の土師器 甕。倒卵形の胴部、頸部で「く」の字に屈曲して直線的に伸びる口縁部を持っています。底部は丸底。口縁部はナデ調整、胴部内面はヘラ削り、外面にはハケ調整が施され、器壁はきわめて薄く仕上げられています。
【高島古墳群】 八代平野の西端にある高島山上に所在する高島古墳群。現在は陸続きとなった高島山はかつて八代海に浮かぶ孤島であり、ここに組合せ式の石棺墓を主体部とする4基の古墳が築かれました。高島は石灰岩で構成されていますが、石棺の石材には天草産とみられる砂岩が使用されており、同様の古墳は産島古墳群、大鼠蔵古墳群などでも見られます。このことから、島に立地し石材に砂岩を用いることは八代市内の古墳の特徴といえます。 |
| 数量 |
1点 |
| 備考 |
高島古墳出土 |
| 分類名 |
考古 |
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