作品名 |
小銅鐸(上日置女夫木遺跡出土) |
作品名フリガナ |
ショウドウタク |
制作年 |
弥生時代中期(BC4〜BC1世紀) |
品質・技法・形状 |
青銅製 |
法量 |
高さ5.3cm 下端部径3.2cm 舌長さ5.5cm |
作家・作品解説 |
小銅鐸は銅鐸形の小型青銅製品です。 この小銅鐸は高さ5.3cm、下端部の径3.2cm 舌(ぜつ)は長さ5.5cm、重量は約35gで、小銅鐸の中でも小さいものです。 内側には多数の傷があり、実際に鳴らして使ったと考えられます。小銅鐸の出土例は全国で約50例、この内、舌を伴った状態で出土したものは5例です。熊本県内初の出土であり、国内で最南端の出土例です。 この発見は用七遺跡での青銅製やりがんなの発見とともに当時の八代に拠点的な集落があったことを示すものとして注目されています。 |
数量 |
1 |
出品・受賞暦 |
2015年10月「「交流する弥生人〜邪馬台国の時代の八代〜」、2021年7月「百余国の”王”と「王之山」の玉璧〜弥生時代の”王墓”と舶載品〜」(宮崎県立西都原考古博物館) |
指定 |
八代市指定有形文化財(指定年月日:令和6年7月24日) |
備考 |
上日置町 上日置女夫木遺跡出土 八代市教育委員会所蔵 |
分類名 |
考古 |