番号 |
73 |
作者名 |
吉永千秋 |
作者名フリガナ |
ヨシナガチアキ |
生没年 |
1818〜1904 |
作品名 |
墨梅図 |
作品名フリガナ |
ボクバイズ |
制作年 |
明治27年(1894) |
品質・技法・形状 |
紙本墨画・掛幅装 |
法量 |
148.1×80.9 |
作家・作品解説 |
上へと延びる老樹の枝先に満開の梅花。早春の冷気に乗って梅の香が匂い立つようです。春のさきがけとして咲く梅花は、清楚で芳醇な香りを放つことから、古来より愛され、「歳寒三友(さいかんさんゆう 松竹梅)」「四君子(しくんし 竹梅菊蘭)」の名花としても尊ばれています。 作者の吉永千秋は、藤崎八旛宮の神官の子として生まれ、13代神職をつとめながら、出水神社、立田阿蘇三宮社、八代宮の神職も兼務しました。12歳で熊本藩の国学者・長瀬真幸(まさき)に入門。中島広足(ひろたり)に歌学、林 桜園(おうえん)に神道、そして福田太華(9)に絵を学び、歌や絵に才を発揮しました。明治37年(1904)、87歳で没。 |
数量 |
1幅 |
出品・受賞暦 |
2023年2月「知られざる肥後の絵師2023」展出品10 |
備考 |
館蔵品目録(一)P19−62 落款「甲午盃春写七十七翁賢木園」 朱文方印「千秋」1.5×1.5(p) 白文方印「賢木園主」2.1×2.1(p) 外題墨書「千秋歌翁梅畫并替歌(墨消)」 |
分類名 |
美術:近代以前:絵画 |