| 番号 |
419 |
| 作者名 |
秀島由己男 |
| 作者名フリガナ |
ヒデシマユキオ |
| 生没年 |
1934〜2018 |
| 作品名 |
cabbage |
| 作品名フリガナ |
ヒデシマユキオ |
| 制作年 |
昭和60年(1985) |
| 品質・技法・形状 |
メゾチント・紙・額装 |
| 法量 |
17.5×17.0 |
| 作家・作品解説 |
水俣市生まれ。少年の頃から絵画に強い関心を抱き、19歳のとき、県水彩画展に出品した「静物」でグランプリを受賞。その後、独学によるペン画を描き始め、県内のコンクールやモダンアート展、現代日本美術展等への出品を経て、1955年の熊日総合美術展で美術評論家土方定一に見いだされ、1966年東京・南天子画廊で第1回個展を開催。1969年以降、次第にペン画からメゾチントを主にした銅版画へと表現方法を移行。在熊の銅版画家浜田知明氏に師事して10年余り、その技法の修練は、わが国の代表的メゾチンター長谷川潔や浜口陽三らと比較されるほど高い技術的完成度を示していく。その間、静謐なる詩情を湛えた<霊歌>や<わらべ唄>などのシリーズで独創的な世界を築き、また石牟礼道子や安永蕗子、高橋睦郎ら作家との共作による詩画集の刊行や、石牟礼道子の新聞連載小説『春の城』の挿絵300点余を制作するなど、活動の場を広げる。完成度の高い技術に裏打ちされた画境は、自己の内部を見つめた魂の画家として世界的に評価されている。 ───『魂の詩・秀島由己男展』(熊本県立美術館 2000年)より |
| 数量 |
1点 |
| 出品・受賞暦 |
2022「ようこそ美術の森へ」21 |
| 備考 |
詩画集『静物考』 |
| 分類名 |
美術:現代:現代美術 |
| 著作権 |
あり |
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