番号 |
71 |
作者名 |
福島峯雲 |
作者名フリガナ |
フクシマホウウン |
生没年 |
1877〜1948 |
作品名 |
球峡図屏風 |
作品名フリガナ |
キュウキョウズビョウブ |
制作年 |
大正7年(1918) |
品質・技法・形状 |
絹本墨画・屏風装 |
法量 |
132.4×42.9 |
作家・作品解説 |
神瀬の岩屋など、球磨川の景勝を描いた山水図です。場所の特定は困難ですが、墨一色の静謐な画面から水飛沫の冷気まで感じさせてくれるような、渾身の一作です。 作者の福島峯雲は、明治10年(1877)、現在の熊本市に生まれ、杉谷雪樵門下の高木樵峯から四条派を学びました。明治40年(1907)、上京して諸家を歴訪、日本画の研究を重ね、堅山南風の最初の指導者となるなど、中央画壇でも成果を残しました。晩年は帰郷して九州美術会の幹事を務めるなど、熊本画壇の重鎮として活躍しました。球磨川は峯雲が好んで描いたテーマで、熊本県立美術館所蔵の「球磨川真景図」(昭和13年作)なども知られています。昭和23年逝去、享年71歳でした。 |
数量 |
6曲1双 (12枚) |
出品・受賞暦 |
2020年10月「知られざる肥後の絵師」展出品 |
備考 |
館蔵品目録(一)P18−60 落款「峰雲」(朱印二顆) 「球峡之圖/戊午首夏峰雲」 <朱文方印>「峯雲」1.7×1.7(p) <白文方印>「福島之印」2.0×2.0(p) |
分類名 |
美術:近代以前:絵画 |
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