| 番号 |
館蔵№108 |
| 作者名 |
近野行廣 |
| 作者名フリガナ |
チカノユキヒロ |
| 生没年 |
1783～1856 |
| 作品名 |
山水図屏風 |
| 作品名フリガナ |
サンスイズビョウブ |
| 制作年 |
嘉永4年（1851） |
| 品質・技法・形状 |
紙本墨画 屏風装 |
| 法量 |
156.7×717.2 |
| 作家・作品解説 |
雪舟流に学んだ筆法で峻険な山々を立体的に描き、中央は湖もしくは内海の水景を描いて果てしない空間を演出する本図は、矢野雪叟が確立した矢野派の奥義をしっかりと継承した清々しい山水画となっています。
筆者の近野行廣は、矢野派・衛藤良行の弟子です。名は彌助、行廣、号は硯谷。安政３年（1856）没。享年73歳。この時代は矢野派の全盛期で、矢野派5代目の良勝は31人の弟子、良勝の右腕として活躍した衛藤良行は13人の弟子を抱え、矢野派の画風を伝授する教育環境も充実していました。
本品は、熊本市の旧商家に伝来したものです。 |
| 数量 |
6曲1双 |
| 出品・受賞暦 |
2023年2月「知られざる肥後の絵師2023」展出品03 |
| 備考 |
落款「六十八歳近野行廣」（朱印２顆） |
| 分類名 |
美術：近代以前：絵画 |
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