番号 |
757 |
作者名 |
無銘 林又七 |
作者名フリガナ |
ムメイ ハヤシマタシチ |
生没年 |
1613〜1699 |
作品名 |
三階松透鐔 |
作品名フリガナ |
サンガイマツスカシツバ |
制作年 |
江戸時代前期(17世紀) |
品質・技法・形状 |
鉄地 丸形 丸耳 透彫 毛彫 |
法量 |
縦7.8 横7.7 |
作家・作品解説 |
三段になった松の樹を図案化して透かし彫りにした鐔です。鉄地はよく鍛えられ、やや茶味がかった黒色を呈しています。松葉を表す毛彫の線が磨耗のため薄れていますが、のびのびした線で雄大な作風です。 林又七(重吉・1613頃〜99頃)は、父が尾張出身の鉄砲鍛冶で、もとは加藤清正に仕えていましたが、加藤家改易後、細川家に抱えられ、鐔工となりました。尾張透鐔の影響を受け、さらに京正阿弥の象嵌技術を学んで大成したと伝えられます。鉄色が抜群で羊羮色を呈し、繊細な透かし彫りと布目象嵌に特色があります。 熊本県指定重要文化財(昭和38年7月23日指定)。『肥後金工大鑑』所載。 |
数量 |
1枚 |
出品・受賞暦 |
2023名品選 2018常設「肥後鐔鑑賞入門」2017夏季展「指定文化財大集合」 |
指定 |
熊本県指定文化財(昭和38年7月23日指定) |
備考 |
館蔵品目録(一)P47−17 『肥後金工大鑑』所載 89.0g |
分類名 |
金工 |
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