番号 |
宗因011 |
作者名 |
西山宗因 |
作者名フリガナ |
ニシヤマソウイン |
生没年 |
1605〜82 |
作品名 |
「ながむとて」句短冊 西山宗因(野梅)自筆 |
作品名フリガナ |
ニシヤマソウインジヒツ ナガムトテ クタンザク |
制作年 |
江戸時代前期(17世紀) |
法量 |
縦36.3p 横6.0p |
作家・作品解説 |
「ながむとて花にもいたしくびの骨 野梅」
平安末期の歌僧・西行法師の有名な和歌「ながむとて花にもいたく馴れぬれば 散る別れこそかなしかりけれ」(山家集)は、桜をずっと眺めていると、桜の花ととても馴れ親しんだ感じがするが、花は必ず散り、別れなければならないのは悲しいことだと詠んだもの。 この和歌の「いたく(とても)」という言葉を、「いたし(痛し)」と置き換えて、「桜の花をずっと眺めていたら、首の骨が痛くなっちゃいましたよ、西行さん」とパロディの句を作ったところに面白味がある歌。
(平成22年度夏季特別展覧会「華麗なる西山宗因 八代が育てた江戸時代の大スター」展示図録 25) |
数量 |
1点 |
出品・受賞暦 |
平成22年度夏季特別展覧会「華麗なる西山宗因 八代が育てた江戸時代の大スター」 |
備考 |
平成17年度購入 宗因011 |
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