番号 |
館蔵27 |
作者名 |
高橋廣湖 |
作者名フリガナ |
タカハシコウコ |
生没年 |
1875〜1912 |
作品名 |
機織図 |
作品名フリガナ |
ハタオリズ |
制作年 |
明治時代 |
品質・技法・形状 |
絹本著色・掛幅装 |
法量 |
97.0×33.1 |
作家・作品解説 |
機織(はたお)りをする女性を庭から眺める構図。水墨に淡彩をほどこした素朴な絵ですが、無駄な線はどこにもなく、流麗な筆法に只ならぬ技量の持ち主であることが窺えます。 高橋廣湖は、明治8年(1875)、現在の山鹿市生まれ、父浦田雪長に矢野派を、17歳になって犬塚松琴に南画を学びました。20歳の時、女優の高橋広子と出会い、翌年、高橋の導きで上京、日本画家松本楓湖(ふうこ)に師事、「廣湖」と号し、歴史人物画を描いて名声を高めました。革新派の巽画会(たつみがかい)に所属、堅山南風の初期の師でもあります。明治45年(1912)、猩紅熱(しょうこうねつ)により38歳という若さで急逝。 |
数量 |
1幅 |
出品・受賞暦 |
2023年2月「知られざる肥後の絵師2023」展出品18 |
備考 |
館蔵品目録(一)P13−27 落款「廣湖」 朱文方印「廣湖」 |
分類名 |
美術:近代以前:絵画 |
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