番号 |
35 |
作者名 |
近藤樵仙 |
作者名フリガナ |
コンドウショウセン |
生没年 |
1865〜1951 |
作品名 |
花鳥図 |
作品名フリガナ |
カチョウズ |
制作年 |
近代 |
品質・技法・形状 |
絹本著色・掛幅装 |
法量 |
117.6×42.1 |
作家・作品解説 |
牡丹、山桜、木蓮、そして長い尾を持つ瑠璃色の山鵲(さんじゃく)が、日本画ならではの繊細な色調で描かれています。左下から右上に抜ける視線は、絶妙な位置に配された山鵲によって画面に引き戻され、暖色から寒色へのグラデーションは、濃密な画面に奥行と広がりをもたらします。 筆者の近藤樵仙は、慶応元年(1865)現在の熊本市生まれ、細川藩最後の御用絵師・杉谷雪樵に学びました。明治20年(1887)、22歳の時に雪樵とともに上京、以後、日本美術協会、日本画会を中心に活躍した近藤樵仙は、中央画壇での地位を確立したのですが、大正3年(1914)の文展落選を境に画壇から身を引きました。昭和26年(1951)没、享年86歳。 |
数量 |
1幅 |
出品・受賞暦 |
2023名品選 2020年10月「知られざる肥後の絵師」展出品 |
備考 |
館蔵品目録(一)P12−24 落款「樵仙」 白文方印「抱五」1.2×1.3(p) 桐箱蓋表に貼紙(破れている) 木口貼紙墨書「近藤樵仙筆 彩色花鳥」 |
分類名 |
美術:近代以前:絵画 |