番号 |
宗因027 |
作者名 |
西山宗因 |
作者名フリガナ |
ニシヤマソウイン |
生没年 |
1605〜82 |
作品名 |
江島氏百韻評点奥書 西山宗因(梅翁子)自筆 |
作品名フリガナ |
エジマシヒャクインヒョウテンオクガキ ニシヤマソウインジヒツ |
制作年 |
延宝7年(1679)頃 |
品質・技法・形状 |
紙本墨書 掛幅装 |
法量 |
縦16.6p 横42.0p |
作家・作品解説 |
江戸の江島氏という人が、自分が詠んだ俳諧百韻(源平合戦が主題)を、当時の俳諧界のスーパースター宗因の元へ書き送り、出来栄えについて宗因の評価を求めた。これは、それに対する宗因の評価文で、この部分のみを宗因が改めて清書したもの。宗因の豊かな教養とセンスがよくわかる資料。
「江戸衆江島氏山水兵揃百韻 発句きかぬく八幡太郎郭公 愚点奥書 源平の諸将、古今の軍士もみ合、 入みだれ、百戦のあらそひ、作者の はたらき、青砥が倹約の一句に おさまる、めでたかりける時代とかや。 抑張郎が一巻は計略を幕 の内にあらはし、山水が百韻は作意 を文庫の内にこめらる。にあはぬ 法師すらうでまくりして墨を にぎり、筆をよこたへてゑいくわあの 鯨波をかけむかふむかひにどつと おじやらばおじやれ、合点なりける 夢のまの朝あらしとぞなれりける。 梅翁子 」 |
数量 |
1幅 |
備考 |
平成30年度寄贈(八代東ロータリークラブ) 宗因027 |
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