刊行物番号 |
『鏡地方における干拓のあゆみ』(鏡町教育委員会、2003年) |
作品名 |
文政七年八代御巡検道筋図 |
作品名フリガナ |
ヤツシロゴジュンケンミチスジズ |
制作年 |
文政7年(1824) |
品質・技法・形状 |
紙本著色 |
法量 |
縦41.4p×横59.7p |
作家・作品解説 |
熊本藩主細川斉樹が、文政7年(1824)閏8月10日に百町、四百町、七百町をはじめとする八代新地の巡検(現地確認)にやってきた際の視察ルートを書きこんだ絵図です。絵図の赤い線が巡検のルートで、久具村(現・宇城市松橋町)などから海岸線上を通り、干拓堤防をじっくり視察していることがわかります。 注目されるのは、現在は陸地となっている「産島」、「大島」、「大鼠蔵島」、「小鼠蔵島」が八代海に浮かぶ島々として描かれていることです。また、「高島」も陸地に接する半島となっています。これらの島々は現在では地名として残り、かつて島であったことを現在に伝えています。 |
数量 |
1舗 |
備考 |
西村家資料1 |
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