作品名 |
八代郡境図 |
作品名フリガナ |
ヤツシログンサカイズ |
制作年 |
文化年間(1804〜1816) |
品質・技法・形状 |
紙本著色 |
法量 |
縦88.0p×横77.8p |
作家・作品解説 |
本図は、八代郡と接地する郡との境界を示したもの。絵図の黒線はそれぞれの郡との境界線で、海上にも八代郡と天草、宇土、芦北郡との境界線が引かれています。 文化13年(1816)、高島新地の干拓事業で陸地化する「高島」が海上の島として描かれていることから、文化13年以前の状況を描いたものと考えられます。 鏡村の海先に見える「貝洲」は文政4年(1821)の七百町新地の干拓によって陸地化するところです。 当館所蔵の「文政七年八代御巡検道筋図」(文政7年・1824年)や「八代御巡検道筋図」(嘉永5年・1852年ヵ)とくらべると、江戸時代の干拓をとおして、八代のカタチが変わっていくようすがよくわかります。 |
数量 |
1舗 |
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