作品名 |
八代御巡検道筋図 |
作品名フリガナ |
ヤツシロゴジュンケンミチスジズ |
制作年 |
嘉永5年(1852)ヵ |
品質・技法・形状 |
紙本墨画淡彩 |
法量 |
縦49.8p×横64.5p |
作家・作品解説 |
八代海沿岸の干拓の様子を描いたものです。年代は記されていませんが、嘉永5年に熊本藩主細川斉護が、砂川新地の潮留め工事を視察しており、絵図上に赤線で視察ルートが描かれていることから、このころに作成されたものと考えられます。 四百町新地(文政2年・1819年に完成)の沿岸部を見ると、5基の樋門が描かれています。これは大鞘川に架かる樋門で、大鞘樋門と呼ばれています。現在でも5基のうちの3基が現存しています(大鞘樋門群・熊本県指定史跡)。当時の沿岸部のようすを知ることができる貴重な資料です。 |
備考 |
和田家資料 |
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