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新「八代市」誕生・開館15周年記念夏季特別展覧会
「麦島勝写真展 カメラがとらえた八代の半世紀 」

2005.7.15[FRIDAY]〜8.28[SUNDAY]


映画館(喜楽館) 昭和35年(1960)7月30日 八代市二ノ町
 
東映スコープ総天然色の看板の映画館には、自転車がぎっしり並び、館内は大入り満員の繁昌ぶりであった。昭和20年代は、畳敷の見物席で寝転びながらラムネを飲んだりやせんべいをかじったりしつつ、弁士や楽隊がついた無声映画上映を鑑賞した。

■「日常」を撮り続けて半世紀
 麦島氏の写真は、美しい風景でも特別な風景でもありません。山村漁村あるいは街に暮らす人々の日常ばかりです。しかし、「日常」という視点にこだわる同氏の写真には、戦後半世紀余りにわたる人々の暮らし・世相が克明に刻み込まれています。本展では、麦島勝氏よりご寄贈いただいた写真1184点から、八代を被写体にした、人々の息づかいが聞こえる写真100点余を厳選、作家自身の解説を添えて紹介いたします。

■麦島勝氏プロフィール
麦島勝氏は、昭和2年(1927)八代市生まれ。熊本県立熊本工業学校機械科を卒業後、八幡製鉄所に入社。昭和20年(1945)復員後は興国人絹で設計係として活躍するかたわら、プライベートでは趣味の写真撮影に明け暮れました。現在は、全日本写真連盟熊本県本部副委員長、熊日フォトサークル運営委員、フォトざぼん会長をつとめ、地域を代表する写真家として活躍中です。
 
■休館日 毎週月曜日
■開館時間 9:00〜17:00(入館は16:30まで)
■入館料 一般 300円 (240円)  高大生 200円 (160円)
*( )内は20名以上の団体は2割引 *中学生以下は無料
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■球磨川と八代海
 
(左) 筏(いかだ)流し 昭和23年(1948)5月2日  八代市球磨川 
 往時、球磨・人吉で産する豊富な木材は、「筏」に組まれ、数多くの急流を下って八代市まで運ばれた。三組連結された筏は珍しく、かけ声をとり合って慎重に下った。バックには旧萩原鉄橋が写っている。

(右) 八代内港舟だまり 昭和40年(1965)5月1日 八代内港                      
まだ客船は蛇籠港が発着場だった頃、工事用船や貨物運搬船は戦時中の造船所跡に、「舟だまり」が出来る程集まった。その南側に着々と内港工事が進められた。

■農村四季
  
(左)田植え 昭和25年(1950)6月25日 坂本村今泉
 赤い目印のついた「苗網とり」の合図で苗を植え付ける。たんぼには血を吸うヒルやマムシがいたり、素足での作業は辛かった。現在の田植えは機械を使うので楽にった。

(右)馬洗い 昭和24年(1949)7月20日 八代市松高町 
 農作業に馬は貴重な労働力。鋤で耕したり、収穫した米や麦などの運搬に活躍した。
帰宅すると、飼主は自分よりも先に馬の労をねぎらって冷たい水で洗ってやり、家族同様に可愛がった。



■街風情 ■暮らし、世相 ■祝事とまつり ■子どもの情景
    

  
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麦島勝氏の写真は、収蔵品検索コーナーでご覧いただけます。

麦島勝講演会
7月24日(日) 14:00〜15:30 博物館講義室 ※聴講は無料
「カメラで見た八代の半世紀」
 
これまでの展覧会

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