八代市立博物館未来の森ミュージアム-イベント案内-

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平成20年度夏季特別展覧会
やつしろ美術動物園
―博物館には動物がいっぱい―

2008.7.18[FRIDAY]～8.24[SUNDAY]

■この夏、八代市立博物館は「美術動物園」に！
　八代市立博物館では毎年夏に、子どもたちを対象とした展覧会を開催しています。今回は博物館の動物たちをみなさまにご紹介する展覧会です。しかし、それは生きている動物ではありません。博物館の動物たちは、絵画や陶磁器・金工品など、さまざまな美術作品の中にすんでいるのです。
　この展覧会では、当館が所蔵する江戸時代の絵画や工芸品を中心に、ほ乳類や鳥類などの動物をモチーフとする美術作品を一堂に集めました。その名も、「やつしろ美術動物園」。この「動物園」では、作家たちが自然の生き物たちに注いだあたたかいまなざし、そしてそこに表現された動物たちの活き活きとした愛らしい姿を感じていただきたいと思います。
　また、今回は作品に登場する動物のはく製をゲストにお迎えいたしました。この機会にぜひ、美術作品とはく製をじっくりと観察して見比べてみてください。そうすることで、作家たちの技巧や作風を、よりわかりやすく実感していただけることでしょう。この展覧会が、みなさまに美術作品に親しんでいただくこと、そして同時に、自然に生きる動物たちのことを考えるきっかけになれば幸いです。

野馬図　宮本武蔵筆　江戸時代前期（17世紀）　財団法人松井文庫所蔵

猿に桜図　森徹山筆　江戸時代後期（19世紀）　財団法人松井文庫所蔵

鳥類生写図より熊鷹　甲斐良郷筆　1818年　八代市立博物館所蔵

クマタカ（剥製）　熊本県文化企画課所蔵

■休館日	7/22(火)・7/28(月)・8/4(月)・8/11(月)・8/18(月)
■開館時間	9:00～17:00（入館は16:30まで）
■入館料	一般　300円　（240円）　　高大生　200円　（160円）（　）内は20名以上の団体は2割引　中学生以下は無料

展覧会講座（一般向け）のご案内
7月19日（土）　14：00～15：30　博物館講義室　※聴講は無料
｢描かれた動物たち―やつしろ美術動物園出品作品から―｣
講師　鳥津亮二　(当館学芸員)