■これが八代の心意気!八代妙見祭の歴史と文化財を大公開!
八代妙見祭は、妙見町にある妙見宮(八代神社)の秋の大祭です。その歴史は古く中世にまでさかのぼりますが、江戸時代から様々な出し物が加わって都市型祭礼へと整備され、現在に至るまで八代地方の最大のお祭りとして市民に親しまれています。八代市では、平成19年度より八代妙見祭の歴史・民俗・信仰についての学術調査を行い、平成23年3月9日、国の重要無形民俗文化財に指定されました。本展覧会は、これを記念して、八代妙見祭の発展の歴史とゆかりの文化財を紹介するものです。
八代妙見祭の大きな特徴は、多彩で華麗な祭礼風流(豪華さや大きさ、目新しさなどで人々を驚かす趣向)の数々にあります。長崎の影響を受けた獅子舞、江戸で習い覚えた奴振り、独特の外観を持つ9基の笠鉾、妙見伝説にちなんだ亀蛇など様々な風流は、球磨川河口の重要な港町である八代の繁栄を物語っており、近隣の祭礼にも大きな影響を与えています。
この展覧会を通じて、長い歴史の中で育まれた八代の祭礼風流を知っていただき、八代の人々の心意気と美意識を感じていただければ幸いです。
◆チラシ 表裏◆
◆出品リスト◆
■休館日 |
毎週月曜日、11/4(火)・24(木) |
■開館時間 |
9:00〜17:00(入館は16:30まで) |
■入館料 |
一般 600円 (480円) 高大生 400円 (320円)
*( )内は20名以上の団体は2割引 *中学生以下は無料
11月3日(文化の日)は無料開館日です |
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特別講演会のご案内 ※聴講は無料
10月29日(土) 14:00〜15:30 博物館講義室
「国指定文化財としての八代妙見祭」
講師 早瀬輝美(当館学芸員)
11月5日(土) 14:00〜15:30 博物館講義室
「八代妙見祭の風流の特色」
講師 福原敏男氏(武蔵大学教授)
※また、本展覧会関係の講演会が福岡で開催されます。
2011年11月12日(土)14:00〜15:30
アクロス・文化学び塾
「八代妙見祭の歴史と見どころ」
講師 早瀬輝美(当館学芸員)
詳細はアクロス福岡ホームページをご覧ください
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展覧会図録『大妙見祭展〜華開く祭礼風流〜』
八代が誇る祭礼・妙見祭の歴史と魅力を紹介する展覧会図録。全出品作品54点の図版・解説に加え、当館学芸員による研究論稿なども掲載。A4版・136頁・1,600円(郵送料350円)
―ご購入方法―
■博物館ミュージアムショップにて販売しております。
■郵送での購入をご希望の方は、書名・冊数・送付先・電話番号を明記の上、現金書留にて代金(現金)と郵送料(切手)を、博物館までお送りください。2冊以上ご希望の方は、送料を博物館までお問い合わせください。
〒866-0863 熊本県八代市西松江城町12−35 八代市立博物館
お問い合わせはTEL0965-34-5555まで
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A4版・136頁・1,600円(送料340円)
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