新収蔵の八代焼(高田焼)コレクションを一挙公開!
八代焼は江戸時代前期(17世紀はじめ)に生まれ、肥後細川藩の御用窯をつとめました。明治時代以降は高田焼(こうだやき)の名で広く親しまれ、今日なお肥後熊本を代表する焼き物です。平成22年9月、当館では個人所蔵の八代焼コレクションを一括ご寄贈いただきました。今回はそのお披露目となります。
作品は八代焼最初の窯である奈良木窯(17世紀前半)の茶入にはじまり、昭和(20世紀)のコーヒーカップにいたるまで、茶器、飲食器、花器、文房具など、時代とバラエティーに富んだ59件。八代の旧家に受け継がれ、いつくしみ用いられてきた愛すべきうつわたちです。
江戸時代後期(19世紀はじめ)には全国区の知名度を誇った象嵌技法の作品から、日頃眼にする機会の少ない木灰釉や藁灰釉を流しがけにした重厚な作品まで、肥後工芸の粋をお楽しみください。
【展示作品リスト】
出品リスト
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