●八代の禅宗8ケ寺の文化財を一挙公開!
●仏像・仏画・墨蹟から禅宗文化の魅力を再発見!
●寺宝から郷土八代の歴史をひも解きます!
八代市には、懐良親王ゆかりの悟真寺や松井家ゆかりの春光寺など、郷土の歴史を語る上で欠かすことのできない禅宗寺院があります。
禅宗の寺院では、苦行を捨てて自ら悟りを開いた釈迦を本尊として、釈迦に従った修行者としての観音菩薩をあわせてまつります。さらにそれらの寺院には、釈迦の生涯の一場面をあらわした誕生仏や涅槃図、禅の教えをインドから中国に伝えた達磨大師、師から弟子におくられる頂相(肖像)など、禅宗ならではの仏像・仏画・墨蹟が所蔵されています。これらは、禅宗文化を語るうえでの重要なアイテムであると同時に、歴史・文化資料としても高い価値を有します。
八代市内の禅宗寺院には、先に紹介した悟真寺と春光寺のほか、円通寺、久巌寺、玉泉寺、見松寺、法輪寺、福寿寺があります。本展覧会では、これら8ヶ寺が所蔵する貴重な文化財を紹介することにより、郷土の歴史をひも解き、禅宗文化の魅力をご堪能いただきます。
◆出品リスト
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