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八代城築城400年記念
令和4年度秋季特別展覧会《八代の歴史と文化31》

町人と百姓の江戸時代〜私たちの歴史がここにある〜
  令和4年10月21日(金)〜11月27日(日)
八代城築城400年記念 令和4年度秋季特別展覧会《八代の歴史と文化31》町人と百姓の江戸時代〜私たちの歴史がここにある〜 令和4年10月21日(金)〜11月27日(日)

八代に生きた町人と百姓の姿
 当館の秋季特別展覧会は、八代の歴史と文化を日本の文化史全体の流れの中で考えるものです。その31回目となる今回は、江戸時代の町人と百姓をテーマにした展覧会を開催します。
 江戸時代中期(18世紀)、八代地域には、5千人あまりの町人と4万7千人あまりの百姓が暮らしていました。八代城下に住む町人は、港町の利点を生かして廻船業などの商売を行い、地域に富をもたらしました。村に住む百姓は、さまざまな農作物を生産したり、造酒業などの商売に挑戦したりして、自らの生活を豊かにしました。
 この展覧会では、熊本県内に残る古文書、絵画などの諸資料によりながら、八代に生きた町人と百姓の活動を紹介します。

町人と百姓の江戸時代ポスター

町人と百姓の江戸時代ちらし裏
「町人と百姓の江戸時代」出品リスト
開催趣旨
 近年、歴史研究の場では、町人・百姓に焦点をあてた研究がさかんに行われ、生き生きとした町人・百姓像が提示されています。しかし、展覧会という展示の場では、武士を主役に取り上げることが多く、町人・百姓は脇役になりがちです。当館でも、藩主や城主を主役にすえた展覧会は数多く開催してきましたが、町人・百姓に主眼を置いた展覧会はほとんど開催してきませんでした。そこで今回は、町人・百姓の活動から、江戸時代の社会をとらえてみたいと思います。
 元和8年(1622)に八代城(松江城)が竣工すると、その城下には町が形成されました。これを八代町といいます。八代町は熊本城下の熊本町と同様、商売を認められた商業特区であったため、そこに暮らす町人はさまざまな商いを営みました。
 一方、八代地域の大半を占める農村には、4万人を超える百姓が居住し、さまざまな農作物を生産しました。彼らが生産する米をはじめとした農作物は、藩の財政を支えるとともに、町に暮らす武士と町人の生活を支えました。  このように、八代地域には町と村の双方があって、町人と百姓が活動していたわけですが、それぞれの活動が球磨川・八代海の水上交通によって結びついていたところに八代地域の特徴があります。たとえば、球磨川沿いの山間部に住む百姓は、球磨川舟運を利用して木材をはじめとする山の産物を八代町に運び、これを町の商人に売ることで利益を得、八代町の商人は、百姓から買い取った産物を廻船で別の地域に運び売りさばくことで利益を得ました。八代は、町と村の活動が水上交通によって結びつくことで繁栄した地域だったのです。
 本展では、熊本県内に残る古文書、絵画などの諸資料から、八代地域の町と村、そこに暮らした人々の活動を紹介し、生き生きとした町人・百姓像を提示してみたいと思います。

「町人と百姓の江戸時代」展示図録
「町人と百姓の江戸時代」展示図録
A4版・132頁・1,800円
◆博物館受付で販売しています。
郵送ご希望の方はこちらをご覧ください。


※各日程とも、すでに定員に達しましたので申込受付を締め切ります。ご了承ください。
■特別講演会@
日 時 10月29日(土)14:00〜15:30
場 所 博物館講義室(聴講は無料)
演 題 「町人と百姓の江戸時代」
講 師 林 千寿(本館学芸員)
定 員 30名(申込先着順)

■特別講演会A
日 時 11月5日(土)14:00〜15:30
場 所 博物館講義室(聴講は無料)
演 題 「江戸時代における戦争と平和―国境の城、庄屋、村の武力―」
講 師 稲葉 継陽 氏(熊本大学永青文庫研究センター教授)
定 員 30名(申込先着順)

■特別講演会B
日 時 11月12日(土)14:00〜15:30
場 所 博物館講義室(聴講は無料)
演 題 「八代・葦北の惣庄屋と在御家人」
講 師 今村 直樹(熊本大学永青文庫研究センター准教授)
定 員 30名(申込先着順)
※10月3日(月)9時〜受付開始。すでに定員に達しましたので申込受付を締め切ります。


■会  期 令和4年10月21日(金)〜11月27日(日)
■休 館 日 毎週月曜日
■開館時間 9:00〜17:00(入館は16:30まで)
■入 館 料 一般 800円(640円) 高大生 500円(400円)
*( )内は20名以上の団体料金
*障がい者手帳などをご提示の方は無料
*11月3日(木・祝日・文化の日)は無料開館
*中学生以下は無料 *常設展示もご覧いただけます
■主  催 八代市立博物館未来の森ミュージアム・八代市・熊本日日新聞社
■企画協力 熊本大学永青文庫研究センター
■備  考 新型コロナウイルス感染防止対策を講じた上で実施します。ご来館の際は、マスク着用など感染防止対策にご協力ください。入館人数が上限に達した場合、入場を制限することがあります。
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