
八代という新たな視点でひも解く!
これまで堅山南風と八代との関係が紹介されることはほとんどありませんでした。しかしながら、南風は旧八代城主松井家の13代当主明之(はるゆき)と交流があり、松井家には南風の作品や書簡が伝来します。また南風は、松井家の菩提寺である春光寺の前住職澤田清宗を俳句の師と仰ぎ、春光寺には70余通に及ぶ南風自筆の書簡が伝来、南風の人柄や美意識を伝える貴重な資料であることがわかりました。
本展覧会では、熊本県内外の美術館・博物館が所蔵する南風の代表作に加え、八代ゆかりの作品や書簡を紹介、郷土熊本が誇る日本画家・堅山南風の人と作品の魅力を「八代」という新たな視点で紐解きます。
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