平成9年度秋季特別展覧会 八代の歴史と文化7
ともに生きた神と仏
―神仏習合をさぐる―
平成9年(1997)10月24日(金)〜11月24日(月) |
■神仏習合の信仰と歴史をさぐる
明治以前の日本では、神と仏が大変親しい存在でした。神社の境内に寺が建っていたり、寺院の境内には神様がまつられていたのです。また、神社の祭礼に僧侶が参加してお経を読むこともありました。このような神と仏がともに生きる宗教のあり方を「神仏習合(しんぶつしゅごう)」といいます。
今日では、神と仏は別々にまつられていますが、我々の生活習慣を振り返ると、大晦日には除夜の鐘を聴き、小学には神社に初詣に出かけるなど、いまだ神と仏の両方に関りを持つことが多いのに気づかされます。今回の展示では、仏神像・宮曼荼羅・祭礼絵巻・懸仏などの遺品を通して、神仏習合の信仰と歴史を探ります。
◆出品リスト(PDF)◆
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■休館日 |
毎週月曜日(祝日の場合はその翌日)
*11月3日(祝)の文化の日は無料開放日です |
■開館時間 |
9:00〜17:00(入館は16:30まで) |
■入館料 |
一般600円 高大生400円 小中生200円
*20名以上の団体は2割引、11月3日(文化の日)は無料
*10月25日、11月8日、22日は市内の小中学生無料
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特別講演会
八代市立博物館講義室 ※聴講は無料
■特別講演会 平成9年11月15日(土)14:00〜
「神と仏の出会い」
講師 田邊三郎助氏(武蔵野美術大学教授・町田市立博物館長)
■展示資料解説 平成9年11月9日(日)14:00〜
講師 石原浩(本館学芸員)
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「ともに生きた神と仏」展覧会図録 発売中(1,500円)

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熊本県内の寺院を中心に、神仏習合思想によって生まれた彫刻・絵画・懸仏等の宗教遺品を集め、その歴史をさぐる。出品数90点。熊本県の紀年銘鏡像・懸仏一覧を付記。B5版・140頁・1500円(送料300円)・490g
郵送での購入をご希望の方は、書名・冊数・送付先・電話番号を明記の上、現金書留にて代金1,500円(現金)と郵送料300円(切手)を八代市立博物館までお送りください(〒866-0863 熊本県八代市西松江城町12-35)。 2冊以上お求めの場合は送料が異なりますので、事前に電話0965-34-5555にお問い合わせください。
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