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八代市の文化財
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第2常設展示室

描かれた動物たち

 江戸時代には、たくさんの動物の絵が描かれました。これらの絵をながめていると、江戸時代の人々が、美しいもの、かわいらしいもの、のどかなもの、おもしろいものを好んだことがわかります。画家たちは、このような人々の欲求に答えるため、ときには本物とはちがう表情やポーズを絵の中の動物たちにとらせました。
 この展示では、八代城主松井家に伝来した動物の絵を中心に紹介します。八代のお殿様も美しいもの、かわいらしいもの、のどかなもの、おもしろいものが好きだったようで、松井家にはいろんな表情やポーズをとった動物の絵が伝来しています。えがかれた動物たちをとおして、江戸時代の人々の豊かな心にふれてみてください。

親子の猿の姿がほほえましい森狙山筆「群猿図小屏風」

宮本武蔵や細川三斎が描いたと伝えられる馬図(右の2点)

美しい鳥たちの姿にいやされます

出 品 作 品 品質・形状 時 代
群猿図小屏風 森狙山筆 紙本淡彩 屏風装 江戸時代後期(19世紀)
虎図 矢野雪叟筆(館蔵品) 紙本墨画 掛幅装 江戸時代中期(18世紀後半)
虎図 伝・趙廉筆 絹本著色 掛幅装 明時代(15〜16世紀)
鐘鬼図 伝・雪村周継筆 紙本墨画淡彩 掛幅装 室町時代末期(16世紀)
野馬図 伝・宮本武蔵筆 紙本墨画 掛幅装 江戸時代前期(17世紀)
馬図 伝・細川三斎筆 紙本墨画 掛幅装 江戸時代前期(17世紀)
犬図 杉谷雪樵筆 紙本墨画淡彩 掛幅装 江戸時代後期〜明治時代(19世紀)
熊図 森一鳳筆 絹本墨画 一部著色 掛幅装 江戸時代後期〜明治時代(19世紀)
狸図 梶山良恭筆 絹本墨画 一部淡彩 掛幅装 江戸時代後期(19世紀)
10 鳳凰図 福田太華筆 絹本著色 掛幅装 江戸時代後期(19世紀)
11 双鶴図 杉谷雪樵筆 絹本著色 掛幅装 明治17年(1884)
12 菜花に雉子図 森徹山筆 絹本著色 掛幅装 江戸時代後期(19世紀)
13 桜に雀図 森一鳳筆 絹本著色 掛幅装 江戸時代後期(19世紀)
14 文鳥に菊図 吉井樵友筆 絹本著色 掛幅装 明治時代(19世紀)
15 蔦に猿蒔絵鞍 木地に金銀蒔絵 江戸時代前期(17世紀)
16 桐製狸形腰差煙草入 桐製 緒締は瑪瑙 江戸時代後期〜明治時代(19世紀)
17 猿蟹合戦図腰差煙草入 茶革地 緒締は孔雀石 明治時代(19世紀)
18 駒菖蒲革腰差煙草入 藍革地 煙草筒は象牙製 江戸時代後期〜明治時代(19世紀)
19 鳥形放煙草入 黒皺革地 金具は赤銅製 江戸時代後期〜明治時代(19世紀)
20 山吹流水文様蒔絵印籠 梨地 緒締は象牙製 江戸時代後期〜明治時代(19世紀)
21 藤棚に燕笄飾 鼈甲製 江戸時代後期〜明治時代(19世紀)
22 猫形押絵楊枝差 縮緬地 江戸時代後期〜明治時代(19世紀)
23 花枝鳥文様袂落 白綾地型染 江戸時代後期〜明治時代(19世紀)
24 竹に鶴文様袂落 萌葱地綴織 江戸時代後期〜明治時代(19世紀)
25 竹梅鯉文様筥迫 紺ビロード地 刺繍 切付 江戸時代後期(19世紀)
26 網干松蔦鳥文様筥迫 緋羅紗地 刺繍 江戸時代後期(19世紀)
27 松に諌鼓鶏文様筥迫 緑ビロード地 刺繍 江戸時代後期(19世紀)
 今回の展示では、描かれた動物だけでなく、鞍や煙草入など、動物の文様を表したり、動物の形をかたどったりした作品も加えてみました。むかしの人々のおおらかでユーモアあふれる発想をお楽しみください。
      
かわいい〜「犬図」(杉谷雪樵筆)    元祖くまモン?「熊図」(森一鳳筆)
   
猿の姿を装飾した馬の鞍             こちらも猿の姿を装飾した煙草入


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