|
平成18年度夏季特別展覧会
「坂本善三展 静かなる美の軌跡」
2006.7.14[FRIDAY]〜8.27[SUNDAY] |

黒の構成 1982年 油彩 |
■熊本が生んだ日本の抽象画家
坂本善三(1911-1987)は、阿蘇郡北小国町(現小国町)に生まれ、郷土の生活で目にしたものに着想を得て、風土に根ざした独自の抽象世界を生み出しました。晩年はパリでリトグラフ(石版画)を発表し、「グレーの画家」「東洋の寡黙の美」「日本人の抽象」と評され、国際的にその名を知られることになります。氏の没後は遺族により遺品が小国町に寄贈され、平成7年(1995)坂本善三美術館が誕生、多くのファンに親しまれています。
今回の展覧会では、開館10周年を迎えた坂本善三美術館が所蔵する油彩・水彩・石版画・水墨といった多彩な作品の中から、初期の具象画から晩年の水墨抽象に至るまでを一堂に介し、坂本善三の美の軌跡をたどります。現代の慌しさのなかで我々はとかく感性を見失いがちですが、この展覧会で、氏のおおらかで豊かな心のゆらめきを感じていただけたらと思います。

赤い色の空間 1986年 石版画 |
■休館日 |
毎週月曜日 ※7/17、8/14は臨時開館。7/18(火)は休館。 |
■開館時間 |
9:00〜17:00(入館は16:30まで) |
■入館料 |
一般 300円 (240円) 高大生 200円 (160円)
*( )内は20名以上の団体は2割引 *中学生以下は無料 |
|
【展示作品】 出品リストがご覧いただけます(PDF形式)
講演会のご案内
7月30日(日) 14:00〜15:30 博物館講義室 ※聴講は無料
「坂本善三の作品と人となり」
講師 坂本 寧 氏(坂本善三美術館長)
|
これまでの展覧会 |

|

|
|
 各ページに掲載の写真・音声・CG及び記事の無断転載を禁じます。 |
|
| | |