平成14年度秋季特別展覧会 八代の歴史と文化12
天草・島原の乱
―徳川幕府を震撼させた120日
平成14年(2002)10月25日(金)〜11月24日(日) |
■その時、歴史は動いた
本館の秋季特別展覧会は、独自に調査した郷土の歴史・文化の、日本史・日本文化史の中における位置付けを試みた自主企画展である。14年度は、天草・島原の乱の展覧会を開催する。
寛永14年(1637)に勃発した天草・島原の乱は、その後の幕藩体制に影響を与えた歴史的大事件である。乱の平定のために九州諸藩が動員され、大坂の陣以来の大規模的軍事動員が実行された。肥後細川藩は、軍役を果たすため天草・島原の乱に2万人余りの兵力を出動させ、武士のみならず牢人や農民などさまざまな階層の人々が戦場に集結した。幕府によって作られた軍役体制が、戦時にどのように機能し、戦いに参加した人々にどのような影響を与えたかを考える上でも天草・島原の乱の意味は大きい。
◆出品リスト◆
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■休館日 |
毎週月曜日(祝日の場合はその翌日)
*11月3日(祝)の文化の日は無料開放日です |
■開館時間 |
9:00〜17:00(入館は16:30まで) |
■入館料 |
一般600円 高大生400円 小中生200円
20名以上の団体は2割引
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特別講演会
八代市立博物館講義室 ※聴講は無料
■特別講演会 平成14年10月26日(土)13:30〜
「細川家と天草四郎」
講師 吉村豊雄氏(熊本大学文学部教授)
■特別講演会 平成14年11月16日(土)13:30〜
「原城の戦いを考えなおす」
講師 服部英雄氏(九州大学大学院比較社会文化研究院教授)
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「天草・島原の乱」展覧会図録 発売中(1,500円)

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天草・島原の乱や禁教政策に関わる絵画・絵図・古文書・遺物など重要文化財10点を含む113点を紹介。肥後細川藩の視点から天草・島原の乱を再考する。A4版・234頁・1800円(送料360円)・1040g
郵送での購入をご希望の方は、書名・冊数・送付先・電話番号を明記の上、現金書留にて代金1,800円(現金)と郵送料360円(切手)を八代市立博物館までお送りください(〒866-0863 熊本県八代市西松江城町12-35)。 2冊以上お求めの場合は送料が異なりますので、事前に電話0965-34-5555にお問い合わせください。
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