江戸までの風景 〜道中風景図巻〜 |
平成17年1月4日(火)〜2月6日(日)
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安政3年(1856)、松井家10代目章之(てるゆき)の江戸参府に随行した肥後藩の御用絵師杉谷雪樵によって描かれた「道中風景図巻」は、八代から江戸までの風景を118場面12巻にわたって描いた美しい作品です。
今回の展示では、全12巻のうち、幕府から与えられた知行地である神童寺村(現在の京都府南部にある)、尾井村(現在の和泉市にある)の場面を含む第4巻、第5巻を中心に展示します。本図巻に描かれた場所を撮影した写真もあわせて展示しますので、古今の風景を比較していただけます。
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道中風景図巻 第4巻 「南都猿沢池」

奈良・猿沢池の現在(撮影:柏田忠氏) |
「道中風景図巻」場面一覧 各場面の画像がごらんになれます。
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「道中風景図巻」とは? この作品の成り立ちについて解説しています。
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